特色
望ましい生徒像の具現のため、以下の特色ある教育課程を実施しています。
@地域と連携した教育の実施
・ 新潟県立高校初のコミュニティ・スクール導入
・「阿賀黎明探究パートナーズ」と連携した探究授業
・ 学校設定科目「地域学」の実施
・ 公営塾「黎明学舎」との連携
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【コミュニティ・スクール】
本校は、令和2年度に新潟県立高校初のコミュニティ・スクールに指定され、新学習指導要領で求められる「地域に開かれた教育課程」を実現するため、阿賀町の行政、企業、住民の方々と連携し、地域資源を活かした探究活動を進めるなど魅力ある学校づくりに取り組んでいます。
【探究学習】
学習指導では、全員が「地域探究コース」に属し、「総合的な探究の時間」で地域と連携した探究活動に取り組んでいます。令和2年度からは地域住民の有志で組織された「阿賀黎明探究パートナーズ」と連携し、阿賀町を題材とした課題解決型学習である「阿賀町さいこうプロジェクト」に取り組んでいます。企画発表会やポスターセッションにおいては地元中学校とも連携を図り、探究活動の成果が地域に還元できるよう努めています。
【学校設定教科「地域学」】
教養学類と総合学類では、学校独自に設定した教科「地域学」において地域についてさらに深く学び、探究しています。3学年では、その集大成として阿賀町と連携し、高校生の視点から「ふるさと」を再解釈し、阿賀町の魅力を伝えるCMの作成に取り組みます。
【公営塾「黎明学舎」】
阿賀町が本校支援のために起ち上げていただいた「阿賀黎明高校魅力化プロジェクト」の一環で平成28年に公営塾「黎明学舎」を開設しました。入塾した生徒の進学や学習、各種プロジェクト活動を支援するほか、本校における地域と連携した探究活動をサポートしています。
A少人数授業やティームティーチングの実施
・個に応じた教育で、学習内容の定着と応用力の育成を図る
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【コミュニケーション英語、英語会話】
1クラスを分割し授業を実施することで、生徒一人あたりの、発話の機会、教師の指導時間が増えることになります。また、コミュニケーション活動での口頭練習においては確実に練習に参加することができ、その様子を教師が観察しやすい環境となります。さらに、一つの活動が素早く終わることで、その後の確認や発展学習活動に時間を充てることができます。
教師にとって担当する生徒数が少なくなるため、生徒に対してきめ細かな指導が可能となります。授業中も一人ひとりに目が行き届きやすく、わずかな学習のつまづきにすぐに気づくことができ、それを全体にフィードバックし、理解を深めることができます。
英語会話では口頭での言語活動が中心となるため、少人数での授業が理想的です。一人あたりの発話時間が多くなり、学習効果の向上が期待できます。
【数学】
数学は、個人の習熟度の差が大きい教科です。それを解消する手段として、クラスを2分割した少人数授業を実施することとしました。これにより、生徒一人一人、またその集団にとってよりふさわしい授業を組み立てられるようにし、同時に生徒の個々の習熟度にある程度対応することが可能となります。目標は「わかるまで、ゆっくりと、ていねいに」です。
Bボランティア活動の実施
・ボランティア活動の実施
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【ねらい】
奉仕活動やボランティア活動では、たくましく豊かな心の育成をねらいます。人間的な触れ合いの中から生まれる協調性や忍耐力などを養い、本校の目標とする学力向上とともに、自主性や社会性などを身につけた、バランスのとれた人材育成を目指しています。
<麒麟山・町内清掃(全員参加)>
5月に全校生徒で学校周辺、町内、麒麟山の登山口、常浪川河川敷の清掃活動を行っています。斑ごとに分担した清掃場所を掃除しました。活動時間は2時間程度とし、地域の美化を推進するとともに町の人への挨拶を心がけるよう呼びかけています。